金縛りは心霊現象か?金縛りのメカニズムと原因や対策

金縛りの前兆

 

 

レム睡眠の途中で目覚めた場合にも、体の切り替えがスムーズにいかなくて、脳だけが目覚めてしまい、金縛りの状態に陥ってしまうケースがあります。

 

 

眠りが浅いレム睡眠時は、基本的に夢を見やすい状態であり、レム睡眠時に見た夢を、金縛りの際に幻覚として体験することもあるのです。

 

 

金縛りになる前には前兆があるといわれ、その多くは耳鳴りと、強い圧迫感も感じるようです。そのしばらく後に、身体が動かなくなる金縛り独特の症状が出てきます。耳鳴りは「キーン」という高い音から始まり、「ジージー」、「ザワザワ」という低い音になっていきますが、各人によって感じる音はいろいろです。この前兆が一度現れると、金縛りがおさまってからも、何回か前兆と金縛りが繰り返されることもあります。

 

 

実際に金縛りに遭うとわかりますが、なかなか辛い体験です。当然ながら金縛りに遭わないに越したことはありません。金縛りは前述の通り、主に睡眠リズムの乱れから起こります。睡眠不足、逆に睡眠時間のとり過ぎも睡眠リズムが狂ってしまう原因ですから、金縛りにつながります。

 

 

ノンレム睡眠とレム睡眠の1サイクルは約90分ですから、この1サイクルを意識して睡眠時間を90分の倍数にすれば、睡眠のリズムが整いやすくなります。そして、就寝時刻は毎日同じ時間にすることが理想です。明日が休日だとつい夜更かしがちですが、過剰な飲酒なども避けて、規則正しい生活をすることが大切です。