金縛りとは
寝ている時の突然の金縛り状態。この金縛りに遭って強い恐怖を覚えたことがある人も多いと思います。
さて、あなたは実際に金縛りになったことがあるでしょうか?ある調査によれば、日本人の約40%の人がこの金縛りを体験しているそうです。
金縛りは、意識があるのに体が動かなくなったり、何者かが自分の上に乗っているように感じたりするなどの現象です。人が隣に立っていたり、誰かに体を触られているなどの幻覚を伴う場合もあります。幻聴を伴うことも多く、昔から超常現象、霊体験として考えられていました。
経験したことのある人はご存知だと思いますが、金縛りは人によっていろいろな状態になります。
金縛りにかかると陥る状態は、
・「意識はあるのに自由に身体が動かない」
・「ジーン、ザワワというような幻聴がある」
・「声を出せない」
・「誰かが乗っているような感覚」
・「身体が締め付けられる感覚」
・「息ができない、しづらい」
・「霊や人などの幻覚」
だいたいこんな感じですが、一人暗い中で、こんなことに遭ったらそれは怖いに決まっています。そのため、昔は金縛りを悪霊の仕業として語っていたのです。
もちろん、現代の医学的観点から言えば、ちゃんと説明がつきます。金縛りは睡眠障害の一種で、「睡眠麻痺」と呼ばれています。当然ですが、幽霊や心霊現象とは関係ありません。
金縛りはどのようにして起こるのか。金縛りのメカニズムと、原因や対策について説明していきます。メカニズムを知れば、金縛りに遭っても、落ち着いて対処できますよ。